皆さまこんにちは。
箱入娘。です。
ホテルインターンでは箱入娘。にとって、新鮮な経験でした。なんせ、ホテル業界で勤務したことは一度もありませんでしたし、海外で、英語環境で働くということも今までなかったからです。
その中でも1番衝撃的だったのは、ホテルインターンに対するホテル側の扱いです。少なくとも、箱入娘。が勤務しているホテルの場合は良くないと感じました。
ただ、注意していただきたいのは、中にはちゃんとしたホテルもあります。口コミ検索をすると良い口コミももちろん出てきます。箱入娘。が見ると切なくなります。笑
なので、当記事を通して、良いホテルだけではないよ、ということを知っていただけたらと思います。
箱入娘。のホテルの場合
箱入娘。が勤務しているホテル(以下:Aホテル)は、はっきり言って、上司が無能なので、全体的な管理能力が低いと個人的に感じています。
個人的というか、一緒に勤務している日本人の同僚2人とはその話でよく盛り上がるので、普通の日本人の感覚からすると無能だと感じる程度には無能です。笑
その管理能力の低さは、仕事の終わり時間の見積もりが甘い、在庫の見積もりが甘い、先読みが甘いなどなど、挙げたらキリがありません。ですが、それだけなら正直「無能な上司を持ったなぁ」程度で終わります。そのしわ寄せがインターン生の元に来た時に問題が発生するのです。
例えば、仕事が始まる前に、その日1日に清掃しなければならない部屋の数と、制限時間を言われます。その制限時間を過ぎてまだ仕事が終わっていないとかなり文句言われます。ですが、ベテランの人はお咎め無しです。インターン生だけ言われます。
ただ、制限時間を過ぎても残業代はもらえるので箱入娘。の職場は良い方だと思います。
また、シフトの管理が非常にずさんです。当日の朝になって突然「あなた今日出勤になったから」と言われることもあります。箱入娘。の場合は稼ぎたいので何も無い日は正直嬉しいです。笑
しかし、役職によってはその要請を断れなかったり、無断でシフトが変わっていたこともあります。友人との会話で間一髪で「無断欠勤」(もはやこの呼び方が正しいのか・・・)を免れたこともありました。
箱入娘。の職場はインターン生以外はほとんど雇用形態がカジュアルである為、パートタイムの人が休んだり、当日の朝にその日が忙しいことが判明(もはやそのシステムが問題)したら、急に職場にかり出されるのは雇用形態がカジュアルであるインターン生です。
毎日が仕事の予定に左右されるので、プライベートなど皆無です。繁忙期には8連勤を強いられました。箱入娘。は稼ぎたいので良いのですが、周りの同僚は8連勤以上になりそうだったのでそれ以上の連勤は頑張って断ってました。
ちなみに、おそらく特になんの意味もないと思うのですが、シフトが明らかに優遇されている人、そうでない人といます。その辺の管理能力も甘いと思います。
箱入娘。の友人の場合
箱入娘。が今までの人生で勤務した中では1番最悪な環境だと感じましたが、そんなすぐ辞めることでもないし、オーストラリアの職場なんてこんなもんかな、という感じに思っていました。
そんなある日、勤務先は異なるものの、同じホテルインターンプログラムを利用している友人よりホテルインターンを辞めるという連絡を聞きました。結局その友人は2ヶ月たたないうちに辞めることになりました。
正直な話、職場環境はホテルインターン内でそんな変わらないだろうと最初は思っていたので、ホテルインターンに関して夢を抱いていた為、現実とのギャップに耐えられなかったのかな?程度に思っていました。
ですが話を友人から聞いたらもう納得でした。箱入娘。のホテルの不遇のレベルはミジンコレベルのように感じられるくらい(麻痺)の酷さでした。正直、こんな紹介先があることを把握せずにホテルインターンシップを勧め続けているエージェントに対して強い憤りを覚えました。
あ、これが当ブログを立ち上げたきっかけです!笑
話は逸れましたが、その友人は私と同じハウスキーピングとして勤務していました。そのホテル(以下:ホテルR)では、部屋清掃を一人でやらされるそうなので、職場自体は英語環境ですが、話さないので意味がないですね。
そして、ホテルRも同様に、朝に1日の清掃部屋数と制限時間が告げられます。しかし、問題なのは、その制限時間を過ぎてしまうと残業代が発生しないことです。しかも大体の場合は制限時間内に終わらないので、大体の場合無賃残業をしなければなりません。
仮に制限時間内に終えることができても他の終わっていない人を手伝いに行かなくてはならないそうです。
またシフトに関しても、ある従業員は7連勤をしている傍、その友人は2週間ほどシフトを入れてもらえていなかったそうです。
さらに、驚愕したのは、シフト表のようなものが存在せず、前日、あるいは当日にならないとその日に仕事があるかどうかがわからないそうです。
勤務形態の罠
このように「私のホテルインターン先、ひどいの〜」と言われても、その程度は様々ですが、結構根本の問題はどこも一緒かな、と箱入娘。は感じています。
というのも、オーストラリアの雇用形態はカジュアル・パートタイム・フルタイムの3種類あります。それぞれを日本の雇用形態に当てはめると、アルバイト・パート・正社員になります。
以下のサイトにてこの雇用形態に関してわかりやすく解説されていたので、参考までに見てみてください。
箱入娘。が他のインターン生から話を聞いている限り、ハウスキーピングのインターン生はカジュアルに当たります。
カジュアルは、雇用形態の性格上、勤務条件に対してフレキシブルに勤務することが求められます。なので雇用形態上では問題のない扱いでも、客観的に見たらいわゆる「ひどい扱い」をされてしまうのですね・・・
勤務先がブラックホテルだったら・・・
とはいえ、勤務先をご自身で選択することは出来ません。なので、勤務先が良くない勤務状況であることも十分にあり得ます。
人間関係や雇用形態の性格上、しょうがない部分に関してはどうしようもありませんが、明らかにコンプライアンスに反することはエージェントに相談してみましょう。
ただ、相談したところですぐには動いてくれないので、限界に達する前に気持ちに余裕を持って相談してくださいね。
当然かもしれませんが、勤務先のホテルを変えてもらえることは基本的にはありません。ですが、一回エージェントに相談して、エージェントからホテルに働きかけても改善の余地がないようであれば変えてもらえる可能性は0ではないようです。
また、エージェントが動いてくれない場合にはオーストラリアの労働局であるfair workに相談してみても良いかもしれませんね。
ちなみに箱入娘。はもし何かひどくなった場合はFair workの名前をちらつかせようと思っています。笑
ホテルインターンのリスクを理解した上で申し込みましょう!
このように、ホテルインターンでは想像していなかった事態が十分に起こりえます。
その為、「ちょっと良いかも?」くらいの気持ちで応募してしまうと正直そういった困難に立ち向かうのは難しいのではないかな、と感じます。
エージェントの説明・把握不足は言うまでもないですが、万が一何か起こってしまった場合は自分の身は自分で守る意識で自ら動きましょう。ご自身が望むのであれば、ホテルインターンを辞めてしまうのも一つの手だとは思います。
周りの人になんと言われようが、これは誰のものでもない、貴方のワーキングホリデーなのです。
当記事がホテルインターンで困っている方や応募を悩んでいる方の参考になれば幸いです。
それでは、また!!
コメント