ホテルインターンの真実

皆さまこんにちは。

箱入娘。です。

当記事では今箱入娘が参加しているホテルインターン(キャンベラ某ホテルの場合)に関してレビューをしようと思います!

ただし、ホテルインターンとひと口に申し上げましても様々な仲介エージェントや配属先がありますので、一例として参考にしてくださいね。

ホテルインターンとは??

箱入娘。が参加しているのは有給のホテルインターンです。

シナジージャパン(Psynergy Japan)というエージェントを介して参加をしました。

(ネットで色々と検索して見たのですが、あまり口コミが無い・・・)

こちらの有給インターンの売りは

  • オーストラリアの最低賃金が保証された環境で勤務できる
  • ローカルジョブ(簡単に言うと英語環境の仕事)で仕事ができる

ということを売りとしています。

また、勤務先になるホテルの決定権はあくまでもホテルとエージェントに帰属する為、勤務先のホテルの辞令(?)が出されてもその拒否権は参加者側にはありません。(これ重要)

一方でこのインターンは誰でも参加できるものではなく

  • 参加費1600ドル(箱入娘。はなんかのキャンペーンで1400ドルでした。なんのキャンペーンだったのかは全く説明が無かったので謎)支払う
  • 英語力がインターミディエイト以上であることが求められる

の2ヶ条が条件として挙げられています。

以上のことに関して当記事で詳しく考察していきます。

最低賃金がきちんと支払われる!けど・・・

オーストラリアの最低賃金法は時給19.49ドル(2019年11月30日現在)です。同日のレートで日本円に換算すると1444円となります。

ちなみに、オーストラリアでアルバイトをするとなると、最低賃金を下回っている勤務先がほとんどです。そのことから考えると最低賃金が保証されている実に大きな保証であることがわかります。

一方で、最低賃金は保証されていますが、最低労働時間は保証されていません。

なので、どんなに時給が高くても、勤務時間が少なければもらえるお給料も少ないです。結局、最低賃金でなくても長時間勤務した方が稼げるなんてことも十分にあり得ます。

稼ぎたいから最低賃金の保証されている職場で働きたい。だからホテルインターンで勤務したい。という考えは必ずしも正解とは言えません。配属先でどれくらい働けるかどうかは運次第です。

ちなみに、箱入娘の場合はキャンベラでホテルインターンをしていますが、キャンベラの賃料は非常に高いです。(ビル・wi-fi込みで200ドル超えは普通。シェアルームがそもそもあまりないのでほとんどがオウンルームになります。)

事前にどのくらい稼げるかどうかの説明がエージェントからあるかもしれません。(ちなみにエージェントはキャンベラのシェアハウス事情を十分把握してないと思われます。実体験より。)キャンベラに配属が決まった場合、賃料が高いので、そのことも十分考慮しましょう。

’ローカルジョブ’だけど・・・

ローカルジョブ、と聞くとネイティブの人がたくさん集まる英語環境の職場、というイメージがありますよね。

実際にはローカルジョブなので英語環境なのですが、移民の方の割合が多いです。

箱入娘。はハウスキーピングと呼ばれる室内清掃なので裏方業務なので当然っちゃ当然かもしれません。ちなみに箱入娘。の職場のハウスキーパーの2割ほどがオージー(オーストラリア人)で、その他の方は皆さん移民です。

つまり、かなり訛った英語を聞き取ら無ければなりません。

確かに、世界で英語を使用する人口の割合が増えているので、様々な国の英語に対応出来るようにならなくてはいけないのは事実です。

しかし、「英語環境に浸りたいからホテルインターンに参加した」というレベルの参加者の方(箱入娘。も然り)にとっては、訛りのある英語に対応しなくてはいけないという事にジレンマを感じます。

参加する際の英語力はアッパーインターミディエイト推奨

参加条件としてはインターミディエイト以上の英語力があれば参加可能です。

参加する前の事前面接でその実力は見極めてもらえるので、自分のレベルが達しているかどうかの心配はしなくても大丈夫です。

しかし、上記でも説明させていただいた通り、高度な英語力が求められます。また、これはまた後日、ダイアリーか何かでお話させていただこうと思うのですが、コンプレイン(主張する力)が非常に求められます。

リスニング・スピーキングともにアッパーインターミディエイト以上の力がないと勤務していてしんどく感じると思います。

ちなみに、英語でコンプレインする力もそうですが、コンプレインする勇気も求められます。笑

仲介したエージェントに関して

箱入娘。がホテルインターンに参加するのに

  • タイムスタディ
  • シナジージャパン

という二つのエージェントを仲介しました。

というのも、恐らく、ホテルインターン自体はシナジージャパンのサービスなのだと思います。それを、タイムスタディで紹介されたという感じです。

両者共通して言えるのはホテルインターンの現状を把握してなさすぎると思います。

これも後日ご紹介させていただこうと思うのですが、契約するときの話と現実の話が違う!ということが結構あります。

いかなる困難にも立ちむかわなければならないのがワーホリの実態であるとは言えますが、避けられるリスクは避けたいという想いでエージェントを介しているのですよね。

参加者側も1600ドル払っているのだから、ある程度のサービスを受ける権利は間違いなくあります。

ただ、残念ながら上記のエージェントにはその価値が伴っていないので、エージェントを介しているので労働環境が保証されている!という考え方はNGです。

総評:利用価値のあるサービスだが、参加費用1600ドルは高すぎる!

ホテルインターンは必ず仕事を貰えるシステムになっています。さらにその環境は英語環境であることも間違いありません。

しかし、それ以上の環境であるかどうかは配属されたホテル次第、つまり、運次第です。

同じく、キャンベラでホテルインターンをしていた箱入娘。の友人は、終始ほぼ一人で働かなければならず、残業代は支払われない環境だったそうで、2週間以上仕事をもらえなかったこともあったそうです。この例は極端かもしれませんが、こういった配属先がある限り、ある程度の覚悟やコンプレインする力や勇気、自分で立ち向かう行動力は必須です。

そうなると、何の為に1600ドル支払ったのだろうか・・・と思ってしまうような状況も十分にあり得ます。

まずは1600ドルホテルインターンに投資する前に自力でやり残したことがないくらい仕事を探す努力をして参加する方が「参加はやむを得なかった!」と納得できると思います。

ホテルインターンは最終手段

今あなたが住んでいる場所で仕事が見つからない、となると、多くの人はファームに行くという手段を選ぶと思います。

箱入娘。はホテルインターンも同様くらいに考えた方がいいと思います。

1600ドルで得られるものはあくまでも「オーストラリアでニートにならない保証」だと考えましょう。

このホテルインターンの全貌を語り尽くすにはかなり長い記事になると判断した為、当記事では読み易さを重視し、詳細は省略させていただきました。

ですが、ホテルインターンの口コミやレビューは非常に少ないので、ホテルインターンを検討されている方の為にも、随時ダイアリーか方式で更新していこうと考えておりますので、こまめにチェックしてくださると幸いです←

それでは、また!

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