皆さまこんにちは!
箱入娘。です。
連日のようにテレビで話題になっているオーストラリアの山火事。
主に南東エリアでの被害が大きくなっています。
ニュースで報道されているのは火災の現場が中心なので、実際に被害に遭っているのは火災現場だけだと感じられてしまいそうなのですが、二次被害も相当なものです。
今回の記事ではオーストラリアから見た(主にキャンベラ)オーストラリアの山火事の現状について触れたいと思います。
今年の火災は異常
オーストラリアは乾燥地帯なので、もともと火災が発生しやすい地域です。
ただ、今年に関しては異常な暑さと、乾燥により、例年より火災の発生しやすい状況となっております。
現地の人によると、オーストラリアの夏は毎年暑いし、山火事(オーストラリアでは主にbush fireと表現されます)も起こりますが、今年に関しては異常だそうです。
山火事の規模もオーストラリアの歴史に残る規模だそうで、アメリカとニュージーランドから消防士さんを派遣してもらっているそうですよ。
被害は南東エリアだけではない
ニュースで報道される場所は山火事被害の規模が大きいところで、燃えているシーンがよく映しだされていますが、被害は燃えている場所だけではないのです。
箱入娘。はキャンベラに滞在していますが、山火事の被害が報道されてから綺麗な空気を吸っていません。空気があまりにも淀んでいる日は洗濯物を外に干すことが出来ません。
それでも、近隣で火災がなかった為、空気が淀んでいるだけでした。
しかし、最近箱入娘。の住んでいる家付近で山火事があり、その被害が明らかになりました。
山火事による大気汚染
今までは遠くの景色が見えないなぁくらいの被害だったのですが、近隣で火災があった時は本当に大変でした。
何が大変かというと、煙たすぎて、喉が痛くなったり、目が痛くなります。箱入娘。の勤務先のホテルのマネージャーは「たまねぎを切った後みたいに目がしみた」と言っていました。
1番大変な日は家のすべての窓とドアを閉め切っているにも関わらず、煙が家の中に蔓延し、マスクを着けながら過ごし、寝ました。
匂いも普段より煙くさいですし、室内にも関わらず喉が痛くなり、酷い時は目が痛くなりました。
次の日の朝も、煙が濃すぎて100メートル程先の信号のライトや車のヘッドライトが見えませんでした。
ちなみに、箱入娘。はその煙が酷い日に出勤だったので、マスクを着用して勤務していたのですが、一日でマスクが煙で汚れてしまいました。
これは上が新品のマスク、下が1日着用したマスクです。
(一応箱入娘。の名誉の為に言いますが、決して汗や鼻水の汚れではありませんよ!笑)
1日(とはいえ着用時間は8時間ほど)マスクを着用していてこんなにも汚れてしまったことは今回が初めてでした。
一刻も早く綺麗な空気を吸えますように・・・
キャンベラは山火事の被害がそこまで酷くありません。それでも、この一連の出来事で山火事の被害の大変さを痛感しました。
ほんの数日間でしんどい思いをしたので、山火事の被害が深刻な地域に住んでいる方々はもっと深刻な被害に悩まされているのだと思います。
今、世界では、環境問題の悪化が懸念されております。この山火事の元凶となっているのも異常気象が原因です。こうして、環境汚染の影響が日常生活に支障をきたしてきます。
この環境汚染の影響が全世界の日常生活になる前にもう少し環境問題に関心を持ってみませんか。
オーストラリアの山火事被害が一刻も早く解決することを願っております。
それでは、また!
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