皆さまこんにちは!
箱入娘。です。
オーストラリアはその昔イギリスの植民地だったのをご存知でしょうか。その影響で、イタリア文化も栄えており、メルボルンにはイタリアンレストラン街があります。
そんなオーストラリアではカフェもイタリア式です。ちなみに、日本で盛んなカフェ文化はシアトル系(アメリカ)です。
今回は、日本では馴染みのない、オーストラリアのコーヒー文化について触れようと思います。
チャンスを無駄にした苦い思い出
ちなみに箱入娘。は大学生時代に某シアトル系カフェで勤務しておりました。それもあってオーストラリアのコーヒー文化には非常に興味がありましたし、あわよくばカフェで勤務したいとも考えていました。
まだメルボルンに来て間もないある日、とあるカフェで友人とコーヒーを楽しんでいたところ、そお店のオーナーに目をつけてもらえ、「君、ここで働いてみないか?バリスタの経験はあるかい?」と声をかけてもらえました!!
オーストラリアでのバリスタの経験は一切ありませんでしたが、日本でのバリスタの経験があった為、「あります!働きたいです!」と即答しました。
するとすぐに「よし、じゃあ今すぐにここで
- ピッコロ
- フラットホワイト
- ラテ
を作ってみろ!!」
と、言われました。
・・・はい?
ピッコロ・・・フラットホワイト・・・?
という感じでした。笑
さらにオーストラリアでは温度計を使用せずにミルクを温めるのです!そんなこと箱入娘。はやったことがありませんでした。他にも日本と仕様が異なることが多々・・・
・・・という感じだったので、当然受かるはずもなく・・・日本のカフェ文化とオーストラリアのカフェ文化の違いをただただ身をもって感じて終わりました。笑
今思えばものすごく良いチャンスを無駄にしたな、と思います。
メニューが全然違う!
上述の通り、日本のとオーストラリアのとではメニューに違いが多くみられます。以下、オーストラリアでの主なコーヒーメニューを解説させていただきますね!!
★フラットホワイト
カフェラテの泡が少ないバージョンです。オーストラリアのカフェでは定番のメニューなので、オーストラリアのカフェに入ったら試してみることをお勧めします!!
★ロングブラック
エスプレッソをお湯または水で割ったもの。日本では「アメリカーノ」として提供しているお店もあります。
オーストラリアのカフェでは、日本で定番の「ホットコーヒー」「アイスコーヒー」がメニューに載っていません。(!?)詳しく説明すると、いわゆるホットコーヒー・アイスコーヒーはオーストラリアにも存在するのですが、メニューでの表記が抽出する器具の名前や方法だったりします。大体が’Drip coffee’または’V60’という表記です。
それか、よく分からない場合はロングブラックを頼んでおけばホットコーヒー・アイスコーヒーに一番近いものをオーダーすることが出来ます。
★カプチーノ
日本ではカフェラテよりもミルクの泡が多いものとして提供されています。オーストラリアでもその定義は同じなのですが、バリスタの先生曰く、カプチーノの泡の量はラテ以上であれば問題ないそうです。つまり、ほぼカフェラテと一緒です。
ただ、日本のカプチーノではシナモンをかけることが多いですが、オーストラリアではチョコレートパウダーがかかっています。
★ピッコロ
イタリア語で「小さい」という意味。カフェでは小さいラテを指します。量は小さいですが、通常のラテと同じ量のエスプレッソが使用されますので、エスプレッソ濃いめのラテを飲むことが出来ます。
カフェ文化の違いを是非楽しんで!
日本ではシアトル系カフェの筆頭であるスターバックスコーヒーがカフェの代名詞と言っても過言ではないくらい流行っており、イタリア系のメニューにはまだまだ馴染みがないですよね。しかしオーストラリアではスターバックスをはじめとするシアトル系のカフェは流行っていません。
オーストラリアは、彼等のコーヒーにかなりのプライドを持っているので、スターバックスは好まれないようです。現地の友人に言わせるとスターバックスを利用しているのは外国人だけなんて話もあるくらいです。
そんなオーストラリア人のプライドをかけたメニューをオーストラリアでは定番として楽しむことが出来ます!
コーヒー好きの方はぜひ、カフェのメニューを観察してみて、珍しいものがあれば試してみてくださいね!!
それでは、また!!
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