メルボルンで体験した怖かった話

皆さまこんにちは!

箱入娘。です。

ワーキングホリデーは、海外での経験になりますので、怖い経験も多少はつきものかと思います。という事で、今回は、箱入娘。の経験をご紹介しようと思います。

少し遡りまして、メルボルンに滞在しているときに怖いと感じた話をお話ししようと思います。

1,自宅を出たら待ち構えていたしつこいセールス

ある日、箱入娘。は友人と遊ぶ約束をしていました。

少々時間がギリギリになってしまったので、急いで家を出ると、目の前に蛍光イエローの服を着たアラブ系の顔立ちの「eco care」という会社名を名乗る女性が立っていました。これだけでも若干の恐怖です。笑

ちなみに、この蛍光色の服を着た人々は街中でもよく見られます。現場等で仕事をする人は特にこの色の服の着用が義務付けられているようです。

ですが、当時の箱入娘。はその色の服を着ている人は政府関係の仕事の人(と誰かから聞いていた)だと認識していたので、政府関連の人だと思い、話を聞くことにしたのですが、

「あなたのお家の中の電球の数を調査しています」

と言っていました。

当然ながら、家の中の電球の数なんて、数えたことありませんでした。笑

なので、「今オーナーが家にいないから、オーナーが家に帰ってきたら聞いてみる」と話しましたが、なぜか引き下がらないアラブ系女性。

「電球の数を教えてくれるだけでいいのよ!!この電球は大体・・・6個くらいかしら??」

という感じで勝手に話を進めはじめるアラブ系女性。

それでも箱入娘。は急いでいたので「あの、私急いでいるんです。」と伝えるも「すぐ終わるから!」と一切引き下がってくれないので、最早質問に答えた方が早いのでは、と思い、適当に答えることに。

質問に一通り答えると、「今あなたが使っている電球よりも、こっちの新しいものに付け替えた方がエコなの。だから、今度付け替えに来るわね。」と、アラブ系女性。

ここでこの状況が普通の状況でない事を疑い始めました。笑

そこで「これは義務なの?」と、問いかけると「そうよ!」と即答されました。

義務と言われてはしょうがありません。時間もなかったので、とりあえず、交換する日を予約し、あろうことか、自分の電話番号と住所を伝え、その日は帰ってもらいました。

ちなみにそのせいで友人との約束に遅れてしまいました。(怒)

とりあえず、この一連の出来事をオーナーに報告したのですが・・・

箱入娘。命の危機!?

オーナーにこの一連の出来事を話したのですが、オーナー、大激怒でした!笑

そこで忠告されたのは

  • 電球を替えに来た人に殺される恐れがある
  • 勝手に強行突破で高額な電球に付け替えられ、高額請求される恐れがある

とのことでした。

箱入娘。はオーナーが心配性で大げさな性格であることを存じ上げておりましたので、「いやいやそんな大げさな・・・」という感じでしたが、言われてみればそんな可能性も0では無いわけで、怖くなってしまいました。

結局、オーナーとの話し合いでは電球付け替えの人が来てもドアを開けないこと、ということで話はつけましたが、電球付け替えの人が来るという事実は変わらないのでその日を迎えるまで焦燥しきっていました。

そんな想いをしながら電球付け替えの日を待ち続けることは嫌なので、自分から電話してキャンセル手配をすることも考えましたが、箱入娘。のリスニング力は壊滅的なので、また電話で変なこと言われて事が悪化するのも嫌だな、と思い、何もできずにいました。

箱入娘。を助けてくれた人

オーナーは「俺に責任はないから」と電話で言っていたので、オーナーに断りの電話を入れてもらう、という考えは真っ先に切り捨てました。

友人に頼ろうにも、箱入娘。の周りの友人もみんな英語を勉強中の身。その友人達にも断れるという保証はありませんでした。

「英語を完璧にしゃべることができる、身近な人」で思いついたのが、当時箱入娘。が通っていたUITという語学学校の先生でした。

ということで、藁にもすがる想いでその方に連絡をし、事情を話して、キャンセルの電話を入れてもらえないかどうかを話したところ、あっさり快諾。

というか、オーナーに最早脅されたと言っても過言では無いくらいだったので、それによって怯えてしまっているということを話すと失笑されました。笑

そんな感じだったので、先生にキャンセルの電話をしてもらえました。最初はキャンセルの旨を相手に伝えると、キャンセルする旨を反対されたようでしたが、そこは上手くお話ししてくれました。

結果

キャンセルの電話をして、そのまま本来の予約日を迎えましたが、結局、電球取り替えの人は来てしまいました。笑

また、日本では家に訪問した際はチャイムを鳴らすのが一般的ですが、オーストラリアではドアをノックするのが普通です。ですが、そのノックも、ドアだけでなく、家中の窓をしつこくノックされてとても怖かったです。

でも、こちらはキャンセルの電話をした身なので、安心して(?)居留守をすることが出来ました。

そのおかげで、こうして箱入娘。はブログを今書くことが出来ていますし、高額請求もされずに済みました。

唯一まだ被害があるとすれば、迷惑電話の量が増えたことですね。この事件よりも前から迷惑電話があったので、一概にeco careによる迷惑電話だと断言は出来ませんが・・・

ちなみに、後で調べてみると、この’eco care’という会社の評判はかなり悪いようでした。

その口コミをまとめると「押し付けがましくて、技術もない!」と言った感じでした。

皆さまも、この’eco care’を名乗る人が現れたらご注意くださいね。

仮に電球を本当に替えたかったとしても別の業者を選ぶことをお勧めします。

いざとなったら頼れる人はいますか。

もちろん、悪い事が起こらないに越した事はありませんが、海外での滞在にハプニングはつきものです。

それが自分で解決できる程度のものであればいいのですが、そうもいかない時もあります。そうなった時に、すぐに助けを求められるように頼れる人は確認しておきましょう。

英語が喋られる人、となると、大体の人が語学学校の先生か、エージェントの方になるとは思います。

語学学校に通う予定のない方はそういった際に頼れるようなエージェントは必ず確認しておきましょう。

皆さまのワーキングホリデーが上手くいくよう応援しています。

それでは、また!

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