皆さまこんにちは!
箱入娘。です。
巷では結構シェアハウスの基本的な選び方が紹介されていると思います。
ですが、それだけでは、本当に自分に適したシェアハウスを選ぶことは出来ないな、と箱入娘。は思いました。
ということで、当記事では箱入娘。の経験を基にして、ちょっとコアな解説も含めたシェアハウスの選び方をご紹介させていただきたいと思います。
オーストラリア の基本的なシェアハウス情報
まず、オーストラリア でシェアハウスを探すのに知っておいたことがいいことはこちらです。
- ボンド・レント
- シェアルーム・オウンルーム
- オウンキー
- 光熱費・水道代・Wi-Fi込みか別か
- ミニマムステイ
- ノーティス
- インスペクション
●ボンド・レント
ボンド・・・敷金。部屋に入居する際に支払うが、
退去する際に部屋に問題が無ければ必ず返ってくる。
レント・・・家賃。オーストラリア では、家賃が週払いで支払われることが多い。
ただし、物件によって異なるので必ず確認する。
●シェアルーム・オウンルーム
シェアルーム・・・一部屋を何人かでシェアをする
オウンルーム・・・一部屋を自分一人で使用することができる。
また、この他にも、「オウンバスルーム」という表記がされていることもありますが、
これは、バスルームを誰とも共有せずに一人で使用することができる、という意味です。
特にオウンバスルームの表記が無ければバスルームは誰かとシェアをすることが多いです。
それならオウンバスルームが良い!と思いますが、
オウンルームの物件は高い傾向にあります。
●オウンキー
自分専用の鍵をオウンキーと呼びます。
同じ家に住んでいる住人の人数が多い場合、自分専用の鍵を所持できない場合があります。
生活が不規則になることが予想される方はオウンキーを所持できるかどうかを必ず確認しましょう。
●光熱費・水道代・Wi-Fi込みか別か
物件を探していると、必ず週あたりのレントが表記されています。
(週単位で表記されていることが一般的ですが、
ごく稀に2週間単位、1ヶ月単位などの表記もあるので注意)
ただし、これに光熱費・水道代・Wi-Fi代が含まれている場合とそうでない場合があります。
これは本当に物件によって異なりますが、表記されていない場合もあります。
後のトラブルを避ける為にも必ず確認するようにしましょう。
●ミニマムステイ
その物件のオーナーが定めた「最低でもこのくらいは滞在してほしい」という期間です。
例えば、ミニマムステイが6ヶ月の物件に決めたとします。
そうしたら、その物件には最低でも6ヶ月は住まないといけないことになります。
もし、この定められたミニマムステイを下回る期間に退去するようなことになれば、
ボンドが返ってこない場合もあります。
●ノーティス
ここでのノーティスの意味は「退去する前にオーナーにいつ退去するのかを知らせる」という意味です。
例えば「ノーティスは2週間」という表記があったとしたら、
退去したい日の2週間前までにはその物件を退去する旨を伝えなければいけない、ということです。
●インスペクション
内見のこと。
インスペクションを通して、疑問に思ったことはオーナーにそのまま質問することができるので、
よっぽどの理由がない限りインスペクションはするようにしましょう。
トラブルを避ける為に徹底した方がいいこと
1、ボンド・レントのやりとりは銀行振り込みにすること
これは、ボンド・レントを、払った・払っていないで揉めないようにする為です。
銀行間でお金のやり取りをすれば、お金のやり取りが履歴として残ります。
もし、現金で払ってほしい、とオーナーから言われたりする等、
なんらかの理由で銀行に履歴を残せないようであれば、
メッセージで「受け取りの確認が取れましたらご連絡ください」
等と伝え、受け取った旨をメッセージを通じて報告してもらうようにしましょう。
これらの履歴があれば、万が一トラブルに発展したとしても
法的手段をとった時に十分な証拠になります。
2、掲載されていた情報をスクショしてとっておく
掲載されていた情報は必ずスクリーンショット をして保存するようにしましょう。
URLではダメです。書き換えられてしまう可能性があるので。
箱入娘。の友人にも、退去の連絡をオーナーにした際に
契約時掲載されていたのと、実際とでノーティス期間が異なり、
ボンドを返してもらえなくなりそうでしたが、
契約当時のスクリーンショット があった為、
そのトラブルを回避することができました。
3、曖昧なルールははっきりさせておく
これは「この物件は自由がウリだからさ・・・」とやたらと言ってくる
自由と杜撰を勘違いしたオーナーの物件にありがちなのが、
ルールがしっかりと決まっていないことです。
消耗品もレントに含まれているような素振りを見せておきながら、
後々契約にないお金を払わなければならなかったりすることもあります。
シェアハウスのルールは一見煩わしいですが、
ルールがなさ過ぎる物件こそ注意が必要です。
ちなみに以前ご紹介した、箱入娘。がゴールドコーストで住んでいたヤバイ物件は
ルールが一つもありませんでした。
4、掲載情報に乗っているアクセス条件は信じない
物件を貸し出すオーナーは誰かに住んで欲しいが為なのか、
アクセス条件を盛りがちです。
特に「●●駅まで徒歩●分!」「トラムストップ目の前!」
という記載は大体嘘だと思いましょう。
実際の距離を知りたければ、
掲載者に実際の住所を教えてもらい、
GoogleMapなどで自分で調べるようにしましょう。
実際に行って測るのが一番正確です。
また、バス停から近くても、
バスの本数が1時間に1本しかないなんてことも珍しくないので
時刻表もチェックすると良いでしょう。
5、インスペクションの時に「他に何か特別なルールはある?」と聞く
これは箱入娘。の個人的な意見ですが、
やっぱりオーナーと会って話す、ということは非常に大事だと思います。
文面ではその人の常識、対面ではその人の人柄が伺えます。
なので、会って話した時にオーナーとの相性を見るのも大事です。
そして、「他に何か特別なルールはある?」という質問では
そのオーナーがシェアハウスで大事にしていることが
なんとなく分かります。
それにより、そのシェアハウスの雰囲気がなんとなく分かったりします。
完璧な物件は一つもない
シェアハウス探しの際に留意していただきたいのは、
完璧な物件など一つも無い、ということです。
それでも、ヤバイ物件に住んでしまうリスクは十分に避けなければなりません。
また、完璧な物件の条件も人によって異なりますので、
「これだけは譲れない!」
という条件をあらかじめ洗い出してから
物件探しに取り掛かるのもいいかもしれませんね。
日本とは異なる物件選びの悩みを抱えることになると思いますが、
それもそれでオーストラリアでしかできない経験かもしれないと、
ある程度割り切ることも大事かもしれません。
皆様に素敵な物件とのご縁がありますように!
それでは、また!
コメント